年上幼馴染の一途な執着愛
「今のは、俺誘われたよな?」

「え……?」

「上目遣いで"横顔が好き"だとか、なに、わざと俺のこと煽ってんの?」

「ちがっ……」


そんなつもりはない。上目遣いなんてした覚えもない。そう答えようとしたのに、次の瞬間にはもう唇が塞がっていた。


「んんっ……んあっ、待って、ひなっ……」

「……こっちは手出さないように理性ギリギリで耐えてたんだ。ここまで煽られて、待つわけねーだろ」


お酒のせいで、力が入らない。
それどころか頭がぼーっとして何も考えられない。
いつのまにか身体はソファに押し倒されていて、日向が私に馬乗りになって何度もキスを重ねてくる。


「ふぁ……んっ……」


舌が入り込んできて、私のそれを絡めとるように吸われた。


「はあ……んん、んあっ……」


乱れた呼吸の中で、日向の舌が私の口内を荒々しく駆け巡り離してくれない。
それどころかこのまま食べられてしまいそうなくらいの激しいキスに、ついていくのがやっとだ。


「はぁ、はぁ、はぁ……」


ようやく唇が離れた時には、その気持ちよさに何も考えられなくなっていて。
生理的な涙が滲んだ目を、日向がぺろりと舐める。


「っ……」

「やば……その顔、めっちゃ唆る」


私を見下ろした日向が、獣に変わった瞬間を見た気がした。
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