年上幼馴染の一途な執着愛
──ふと、寝ながら咳き込んだ拍子に目が覚めた。
うっすらと開けた目。ぼやけた視界の中で、誰かが私の額に冷却シートを貼ってくれたのがわかる。
その後すぐに体温計が脇に差し込まれたのを感じた。
「……ったく、玄関の鍵くらい閉めろよ。来たのが俺じゃなかったらお前危なかったぞ……」
聞き慣れた声に、身体が無意識に反応する。
「ひ、なた……?」
「っと、ごめん、起こしたか?」
何度か瞬きをすると、そこには心配そうに私の顔を覗き込む日向の姿があった。
「いま、なんじ……?」
「夜の二十時」
「なんで、ひなたがここに……」
「お前からの連絡で仕事終わりに慌てて来たはいいけど、インターホン鳴らしても出ないし電話も出ないし、どうしようって思ってたら鍵開いてたから入らせてもらった」
「そっか……」
スーツ姿の日向を見て申し訳なくなる。
「ひなた、ごめんね。せっかくのやくそく、ダメにしちゃって……」
「んなのどうでもいいよ。メシくらいいつでも行けるし。それより、痛かったりつらいとこ無いか? 苦しいとかしんどいとか、寒いとか暑いとか」
「なんか……暑い」
「じゃあ熱は上がりきったみたいだな。痛いとこは?」
「だいじょぶ……」
ちょうど体温計も鳴ったらしく、それを見て日向はギョッとした顔をした。
うっすらと開けた目。ぼやけた視界の中で、誰かが私の額に冷却シートを貼ってくれたのがわかる。
その後すぐに体温計が脇に差し込まれたのを感じた。
「……ったく、玄関の鍵くらい閉めろよ。来たのが俺じゃなかったらお前危なかったぞ……」
聞き慣れた声に、身体が無意識に反応する。
「ひ、なた……?」
「っと、ごめん、起こしたか?」
何度か瞬きをすると、そこには心配そうに私の顔を覗き込む日向の姿があった。
「いま、なんじ……?」
「夜の二十時」
「なんで、ひなたがここに……」
「お前からの連絡で仕事終わりに慌てて来たはいいけど、インターホン鳴らしても出ないし電話も出ないし、どうしようって思ってたら鍵開いてたから入らせてもらった」
「そっか……」
スーツ姿の日向を見て申し訳なくなる。
「ひなた、ごめんね。せっかくのやくそく、ダメにしちゃって……」
「んなのどうでもいいよ。メシくらいいつでも行けるし。それより、痛かったりつらいとこ無いか? 苦しいとかしんどいとか、寒いとか暑いとか」
「なんか……暑い」
「じゃあ熱は上がりきったみたいだな。痛いとこは?」
「だいじょぶ……」
ちょうど体温計も鳴ったらしく、それを見て日向はギョッとした顔をした。