可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「ウルちゃんのばかぁー。ウルちゃんのせいで変なことになっちゃったじゃない」
ルシアがウルカヌスを責めると、ドワーフたちは色めき立つ。
「ウルカヌス様に馬鹿とは!!」
「しかも、ウルちゃん呼ばわり!?」
「なんて無礼な!!」
しかし、とうのウルカヌスは豪快に笑った。
<儂を馬鹿呼ばわりするのはお前くらいなものだぞ。ルシア。だが、それが良い。……さて、ドワーフどもよ、ルシアを困らせるな。ほかの人間と同じように接してやれ>
ウルカヌスが言うと、ドワーフの姫は諦めたように笑った。