可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
<わけあってルシアとともにある。実体を得るほど力はないが、じきにルシアが儂を復活させてくれるだろう>
ウルカヌスが答え、ドワーフの姫は拝むように両手を組み合わせて、ルシアをキラキラとした瞳で見た。
「ウルカヌス様を復活に導く女神……ルシア様」
ドワーフたちはルシアを丸く囲み、平伏しながら唱和する。
「女神ルシア様~、ルシア様~、我らが女神ルシア様の降臨じゃ~」
まるで怪しいの儀式のようだ。
カーバンクルはそれにあわせて踊っている。
「ひぇぇぇっ! なにこれ、こわいっ! ちょ! 拝むのをやめてください! そんなんじゃないけですから!!」
「しかし、女神ルシア様」
「女神とか、様とか、敬語とかやめてください!! お願いしますー……私、静かに生きたいんです……」
ルシアはメソメソする。