可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
ニィはご機嫌で工房の掃除をはじめた。
ファクト子爵はそれを手伝う。
ルシアとカイルは村へと必要な物を買いに出かけることにした。
ここで魔導具工房を開く準備をするのだ。軌道に乗るまではカイルが一緒に働いてくれることになった。
カイルは村に詳しかった。
買い物をしていてわかったのだが、村人はカイルにとても好意的だ。カイルが一言相談すれば、希望に添うものを全力で探してくれる。
「この村の人たちって、みんなカイルのことを信用してるよね。カイルって、もしかして、領主様だったりしてー!」
ルシアが笑いながら言うと、カイルは困ったように笑った。