可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「ほら、こうやって僕に掴まって歩けばいいんだよ」
「ええ?」
「それが嫌ならお姫様抱っこしてあげるから、心配ないよ」
カイルはウインクしてみせた。
「それって靴を履いてる意味ある?」
「あるよ?」
そういうと、カイルはおもむろにルシアを抱き上げた。
「きゃぁ!?」
「ほら、可愛い。ルシアが可愛い」
そういってクルリと回転する。
「わかった! わかったから!!」
「わかった? 貰ってくれる?」
カイルはそういうともう一度クルリと回る。