可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「そんなことないよ」

「そんなことあるわよ! みんなに信用されるのって、本当に難しいんだから!!」

 ルシアが力説すると、周囲の客たちがニヨニヨと笑う。

「そうだよ、ルシアちゃん! よくわかってる。カイル様はいい男なんだ! これからもよろしく頼むよ!」

 万屋の店主が言い、周囲の客たちもウンウンと同意する。

 カイルは顔を真っ赤にして、唇を尖らせた。

「もう、みんな、やめてよ」

 そんなカイルの様子に、あたりは笑顔に包まれた。

 ルシアの魔導具工房は、好調なすべり出しを見せた。


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