可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「ああ、あの女が作った物は最近調子が悪くて使っていない」

「ええ! 使っていないのですか?」

 レモラの答えに、ミゼルは焦る。

 このままレモラが子供の頃のようなデブに戻るのは困るのだ。

「では、直したほうが良いのでは?」

「誰が直すんだ?」

「それは、技師?」

「ファクト子爵家の技師は直せないそうだぞ」

「え? どうして」

 レモラはチッと舌打ちをした。
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