可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「糖質が多くて太るだとか……俺に失礼この上ない!」
レモラは憤慨しているが、もともと彼は太っていたのだ。
それを、ここまで痩せさせたのはルシアなのだが、そのことはすっかり失念している。
ルシアを失い、自由気ままに好きなものを食べるレモラは、太り、髪も傷んできていた。
「少しくらい太ってもいいじゃないですかぁ。お継姉様の作った痩せるベルトもあるんでしょ?」
ミゼルは尋ねた。彼女は最近レモラが太ってきたのが気になっていた。
自分の隣に立つ男が醜いのは恥ずかしい。できれば、以前の美しい姿に戻ってほしい。