可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「ああ、空飛ぶ魔導具か。あれは、見たことも聞いたこともない魔導具だったな」

「熱に反応し水を撒く魔導具もあるそうです。それを防火帯の公園に配置できれば、山火事の被害も少なくなるでしょう。水属性の騎士たちの見回り回数も減らすことができます」

 シグラ国王は頷いた。

「たしかにそうだな。魔導具普及の大切さはよくわかった。しかし、どのようにするのだ。我が国には魔導具に通じた貴族はいない」

「僕がいます」

 カイルが真剣な眼差しで言い、シグラ国王は驚き目を見開いた。
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