可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「あ、お継姉様の婚約者教育は通いでしたよね? ミゼルはお部屋を用意してもらったんですぅ」
羨ましいでしょう、と言わんばかりの物言いだが、ルシアは気がつかない。
「そう、良かったわね!」
心から思い、そう答えるとミゼルはカッとした。
「だから! お継姉様、レモラ様を返してください!!」
ミゼルは小さな声で、しかし怒りを露わにして言った。
ルシアはため息をつく。