可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
バンクは地下の廊下をピョンピョンと跳ねていく。ルシアはそれを追った。どうやらウルカヌスは地下のどこかにいるらしい。
ふたりは地下の部屋を覗きながらウルカヌスを探して歩く。
しばらくして、バンクが立ち止まった。耳をピンと立て、後ろ足で立ち警戒するように振り向いた。
ルシアもつられて振り向く。
するとそこには、レモラがいた。手にはウルカヌスのペンダントを持っている。
「っ! レモラ様」
「ルシアがいる!! 捕まえろ!!」