可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
カイルは冷めた目で、レモラを睨む。その冷え冷えとした視線に、レモラは怯み目を逸らした。
衛兵たちは動かない。
「なぜ、捕らえない?」
レモラが問う。
衛兵たちはカイルを見た。
カイルは大きくため息をつき、名乗る。
「私はシグラ王国第三王子、カイル・ヤ・ウマトだ。衛兵たちは、ヒベルヌス国王に要請し、私のためにここにきている」
カイルの言葉にジューレ侯爵は驚いた。