可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「そんな馬鹿な!」
ルシアも目を見開いた。
「カイルが……第三王子……? 貴族かもとは思っていたけれど、王子だなんて……」
戸惑うルシアを見て、カイルは苦しそうに謝る。
「ごめんね。今まで騙していてごめん。本当の僕を知ったら君に嫌われるかと思って……怖かったんだ……」
ルシアはウルカヌスに下ろしてもらい、カイルへ駆け寄った。
「びっくりしたけど、嫌いになんかならないわ。カイル様」