可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「おっほん!!」
わざとらしく咳払いしたのはニィだ。
「オイラもいるんですけど」
ジト目で睨まれ、カイルはバッと手を離した。
ルシアも思わず顔を背ける。
「あ、ごめん」
「ううん」
しどろもどろになるふたりに、ニィがあいだに割って入る。
「ほら、気付け薬だよ」
ニィはルシアに小瓶を手渡した。
ルシアは小瓶の蓋を開け、カーバンクルの鼻先に近づける。