可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
と同時に、廃坑道の天井が崩れはじめた。
「キャァァァ!!」
「うわぁ」
ルシアとニィは思わず叫ぶ。
しかし、日夜坑道で働いたカーバンクルたちは、機敏で力強かった。
ルシアを担いだまま、崩落より早く先へ先へと進んでいく。
カイルは小さなニィを抱き上げて、カーバンクルたちを必死に追う。
「ありがとう! カイル」
ニィが礼を言うと、カイルはニコリと微笑んだ。
しばらくして、天井崩落は収まった。
しかし、入り口までの道は閉ざされてしまった。