先輩!
「野口課長、俺も行っていいですか?こいつを無事に送り届けるように、久保課長から命令されてんすよ。送り先が家か病院かは関係ないです」

「ああ、頼む」

「車出します。駅まで運転します。ネットですぐ新幹線のチケット手配します」

「助かる。とりあえず片道、4枚な」

「はい!ほら芽衣行くぞ!」


それでも動こうとしないわたしに、虎太郎がキレた。


「バカヤロウ!お前が行かなくてどーすんだよ!久保課長すみません!触ります!」


天井に向かって大声で叫び、わたしの両脇の下に両手を差し入れ強い力で立ち上がらされた。

それから腰をがっちり抱かれ、部長と野口さんの後に続いた。


1階に降り駐車場に向かっていると穂乃果さんの姿があった。

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