compact
俺と仕事とどっちが大事?とか
恋人だったひとに言われた時
私は何て答えていたんだっけ。

もしかしたら、仕事って
答えていたのかもしれないとか

龍くんがドキドキしているなとか

いろんなことを考えながら
龍くんがキスをしてくれるのを
待っていたら、唇が触れた。

息の荒さと、目とか、手から
心臓の鼓動が伝染してくる。
少しだけひんやりする床も
体温が伝染していく。

ぎゅっと抱きしめられたときは
龍くんのサラサラな髪が頬に触れて
少しくすぐったかった。

私の名前を呼ぶ声が心地良くて
このままでもいいかなぁって
思ってしまった。
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