compact
「先に…シャワー浴びてくる?」
私はからだをシーツで隠しながら
龍くんのサラサラの髪を
触りながら言った。

「まだ…。亜葵さん…と…
したい…。」

何度も何度も泣きそうな顔で
私を見つめてくるから…
龍くんに私は応じていた。

カバンのなかのタブレットが
会社メールを数通受け取ったのか
小さな光が点滅していて
真っ暗な部屋の壁に映って
綺麗だった。

…目が覚めたら
もうすぐ朝になろうとしていた。

「龍くん…コーヒー飲みにいこっか。」

寝ている龍くんに声をかけて
シャワーを浴びさせようとした。
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