compact
龍くんの唇は、ただただ
柔らかかった。

私の唇も柔らかいのかな。
自分で自分の唇を触れてみる。

「何してるの?」と
キラキラした笑顔で龍くんに
顔を覗き込まれた。

「私の唇、柔らかい…?」
ベッドしかない部屋の
ベッドでぎゅっと抱きしめられて
龍くんと、見つめ合っていた。

「亜葵さんの…柔らかいところ
他にもいっぱいあるよ」と
さっきよりも少し
強く抱きしめられた。

龍くんの唇より柔らかいことは
きっと無い気がするけれど。

ずっと抱きしめあってキスして…
少し食事して、仕事したりした。
< 20 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop