compact
この言葉が合っている。
見つめてしまった。

少し背の高い龍くんが
優しく髪に触れてきた。

「俺は…亜葵さんが…
…好きなんだ。
たぶん…ずっと前から。
ずっと…気になって…。」

龍くんのゆびが私の耳に触れて
唇が近づくのが分かる。
でもこのままキスされたら…
ダメな気がした。

「私はひとりでも大丈夫なの。」

泣きそうな顔をしてるのが
顔をみなくてもわかる。

「俺が…だめなんだ。」

龍くんから離れようとしたとき
強く抱きしめられてしまった。
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