一夜を共にしたかつての片思い相手は、優秀外科医だった。〜憧れの君と私の夢〜
こうしてあれよあれよと診察に術前検査が進み、夕方には私は手術台へとストレッチャーで向かっていったのである。
(退院日が伸びるよなあ……)
と考えていると、看護師から頑張って治しましょう! 明るく声掛けを受けた。一応今は痛み止めの点滴を受けているので痛みはそこまで感じなくはなって来たが、その明るさに付き合う元気が湧いて来ない。
「は、はい……」
「不安ですか?」
すぐさま看護師に私のテンションが低い事を見破られた。
「まあ、退院日が伸びるなって……」
「それは仕方ない事です。よくある事ですしあんまり気にしすぎるのも良くないですよ。今は治す事だけを考えましょう」
と正論を言われたので退院日については考えるのをやめたのだった。それにここでまたネガティブになってしまったら、理学療法士の2人や成哉達に申し訳ないとも思ったのだ。
手術室に入ると手術着を着用にマスク等で顔を覆った成哉が出迎えてくれる。
「じゃあ、始めるよ」
「お願い」
「愛海、緊張してる?」
「そりゃあ、急だったから……」
「大丈夫。すぐに終わるから」
麻酔入ります。という麻酔科医と看護師の声が聞こえた。と思ったら次に目を開けた時、私は元の特別室に戻っていたのだった。
(退院日が伸びるよなあ……)
と考えていると、看護師から頑張って治しましょう! 明るく声掛けを受けた。一応今は痛み止めの点滴を受けているので痛みはそこまで感じなくはなって来たが、その明るさに付き合う元気が湧いて来ない。
「は、はい……」
「不安ですか?」
すぐさま看護師に私のテンションが低い事を見破られた。
「まあ、退院日が伸びるなって……」
「それは仕方ない事です。よくある事ですしあんまり気にしすぎるのも良くないですよ。今は治す事だけを考えましょう」
と正論を言われたので退院日については考えるのをやめたのだった。それにここでまたネガティブになってしまったら、理学療法士の2人や成哉達に申し訳ないとも思ったのだ。
手術室に入ると手術着を着用にマスク等で顔を覆った成哉が出迎えてくれる。
「じゃあ、始めるよ」
「お願い」
「愛海、緊張してる?」
「そりゃあ、急だったから……」
「大丈夫。すぐに終わるから」
麻酔入ります。という麻酔科医と看護師の声が聞こえた。と思ったら次に目を開けた時、私は元の特別室に戻っていたのだった。