一夜を共にしたかつての片思い相手は、優秀外科医だった。〜憧れの君と私の夢〜
これは脊髄損傷の手術をした時もそうだ。手術室で麻酔をかけると、次に目を開いたら別の部屋に戻っているというこの感覚。まるでワープしたかのような感じと言うべきか。
「愛海、気づいた?」
右側から成哉の声が聞こえてきた。いつものように白衣にスクラブの服に着替えていた彼は私の身体に近寄り、様子を眺めている。
「うん。ごめんね急に」
「いやいや、こういうトラブルやアクシデントは入院生活にはつきものだから気にしないでいいよ。こういうアクシデントやトラブルが起きても平然として行動するのも大事だって父さんが教えてくれたから」
「そっか……」
「じゃあ、まだ時間あるしここでゆっくりしていこっかな!」
成哉はベッドの左奥にあるふかふかとした赤いベルベットのソファに腰掛けて足を伸ばす。
「このベッドふかふかだ。座り心地めっちゃ良い!」
「そうなの?」
「革とはまた違うわ。感触とか全然違う」
「……そうなんだ」
(移ってみたいけど……)
すると成哉がソファから立ち上がってこちらの方まで近づいてきた。
「今は傷口が空いたらいけないから安静にしなきゃだけど、もう少ししたら座ろう」
「……そうだね」
ふと左側の窓に目線を向けると、雪がぱらぱらとちらついているのが見えた。
「愛海、気づいた?」
右側から成哉の声が聞こえてきた。いつものように白衣にスクラブの服に着替えていた彼は私の身体に近寄り、様子を眺めている。
「うん。ごめんね急に」
「いやいや、こういうトラブルやアクシデントは入院生活にはつきものだから気にしないでいいよ。こういうアクシデントやトラブルが起きても平然として行動するのも大事だって父さんが教えてくれたから」
「そっか……」
「じゃあ、まだ時間あるしここでゆっくりしていこっかな!」
成哉はベッドの左奥にあるふかふかとした赤いベルベットのソファに腰掛けて足を伸ばす。
「このベッドふかふかだ。座り心地めっちゃ良い!」
「そうなの?」
「革とはまた違うわ。感触とか全然違う」
「……そうなんだ」
(移ってみたいけど……)
すると成哉がソファから立ち上がってこちらの方まで近づいてきた。
「今は傷口が空いたらいけないから安静にしなきゃだけど、もう少ししたら座ろう」
「……そうだね」
ふと左側の窓に目線を向けると、雪がぱらぱらとちらついているのが見えた。