一夜を共にしたかつての片思い相手は、優秀外科医だった。〜憧れの君と私の夢〜
私が成哉に感謝の言葉を伝えると、成哉は少し間をおいてどういたしまして。と告げた。
「それとこちらこそありがとう」
「……?」
「愛海がいてこそだからさ」
「……もう」
「あ、照れてる?」
「そりゃあ、ちょっとくらい照れるでしょ……」
「かわいい」
「やめてよ、傷口が開いたらまずいんでしょ?」
「そうだそうだ。ごめんごめん。あ、まことに写真見せたら喜んでたよ」
どうやら成哉が撮影した雪の写真をまことはかなり気に入っていたらしい。見せると笑顔できゃっきゃと喜んでくれたそうだ。
ふと窓の向こうに視線を向けるともう日が落ちて真っ暗になっていたので雪が降っているかはどうかは分からなかった。
「今雪降ってる?」
「帰って来た時にはまだ降ってた。もしかしたら明日積もってたりして」
「そっか。じゃあ明日気を付けてね。雪で道路が凍ってたら大変だから」
「そうだよな。ちょっと見て来るわ」
ここで通話は終わる。しばらくしてもう一度成哉から電話がかかり、車にチェーンをつけておいたと語ってくれた。ニュースでも積雪や路面の凍結などが伝えられていると言う。
「じゃあ、愛海。おやすみ」
「おやすみなさい」
通話を終えてスマホを机の上に置く。そして私は目を閉じたのだった。
それから術後の経過も良好でリハビリとトレーニングも再開した。虫垂炎と言うアクシデントこそあったがそれでもリハビリとトレーニングにめげずに取り組んだ結果、装具なしでも歩けるようにはなったうえ退院日も改めて決まったのだった。
「それとこちらこそありがとう」
「……?」
「愛海がいてこそだからさ」
「……もう」
「あ、照れてる?」
「そりゃあ、ちょっとくらい照れるでしょ……」
「かわいい」
「やめてよ、傷口が開いたらまずいんでしょ?」
「そうだそうだ。ごめんごめん。あ、まことに写真見せたら喜んでたよ」
どうやら成哉が撮影した雪の写真をまことはかなり気に入っていたらしい。見せると笑顔できゃっきゃと喜んでくれたそうだ。
ふと窓の向こうに視線を向けるともう日が落ちて真っ暗になっていたので雪が降っているかはどうかは分からなかった。
「今雪降ってる?」
「帰って来た時にはまだ降ってた。もしかしたら明日積もってたりして」
「そっか。じゃあ明日気を付けてね。雪で道路が凍ってたら大変だから」
「そうだよな。ちょっと見て来るわ」
ここで通話は終わる。しばらくしてもう一度成哉から電話がかかり、車にチェーンをつけておいたと語ってくれた。ニュースでも積雪や路面の凍結などが伝えられていると言う。
「じゃあ、愛海。おやすみ」
「おやすみなさい」
通話を終えてスマホを机の上に置く。そして私は目を閉じたのだった。
それから術後の経過も良好でリハビリとトレーニングも再開した。虫垂炎と言うアクシデントこそあったがそれでもリハビリとトレーニングにめげずに取り組んだ結果、装具なしでも歩けるようにはなったうえ退院日も改めて決まったのだった。