クズで冷徹な御曹司は、キケンな沼です
「ほほほ」
勉強は、ちょっと休憩。
お腹が減っては何とやら……なので、資料室を出た書斎にて、トヨばあが持ってきてくれた晩ご飯を食べていた。
「私って、こんなに勉強出来なかったっけ? どうして真面目に取り組んでこなかったかなぁ〜」
「昔の事ですが、お嬢様は〝お父さん嫌い〟でしたからねぇ。それが理由で、会社からも距離を置かれるようになったのでは?」
「〝お父さん嫌い〟?
私にそんな時期あったの?」
これといった反抗期の記憶が無い。お父さんを嫌った時期があったなんて、初耳。
今も、これと言ってお父さんを嫌ってないし……。髪の毛切りなさい、とか細かい事を言われるのは嫌だったけどさ。
「だからって、嫌うほどじゃないよ?」
「ほほ、お忘れになってるだけですよ。お嬢様は、それはそれは可愛い時期があってですね――」
と、トヨばあが何かを言おうとした時。ピリリと、けたたましい音でタイマーが鳴る。癒しのご飯タイム終了のお知らせだ。
勉強は、ちょっと休憩。
お腹が減っては何とやら……なので、資料室を出た書斎にて、トヨばあが持ってきてくれた晩ご飯を食べていた。
「私って、こんなに勉強出来なかったっけ? どうして真面目に取り組んでこなかったかなぁ〜」
「昔の事ですが、お嬢様は〝お父さん嫌い〟でしたからねぇ。それが理由で、会社からも距離を置かれるようになったのでは?」
「〝お父さん嫌い〟?
私にそんな時期あったの?」
これといった反抗期の記憶が無い。お父さんを嫌った時期があったなんて、初耳。
今も、これと言ってお父さんを嫌ってないし……。髪の毛切りなさい、とか細かい事を言われるのは嫌だったけどさ。
「だからって、嫌うほどじゃないよ?」
「ほほ、お忘れになってるだけですよ。お嬢様は、それはそれは可愛い時期があってですね――」
と、トヨばあが何かを言おうとした時。ピリリと、けたたましい音でタイマーが鳴る。癒しのご飯タイム終了のお知らせだ。