溺愛体質な王子2人が甘すぎます

隣の席の有名人

砂糖のように甘々な彼氏に溺愛される……。

そんな恋に憧れていた私。

でも現実は甘くないと知っていた。

現実は男の子と肩が触れるだけで恐怖心に満たされて、私だけを愛してくれる彼氏など簡単にできない。

でも高校生になった今日から、男性恐怖症を治して恋をしてみたいと思うんだ----。



桜が舞う、まだ少し寒いくらいの春の日。

私は桜華学園高等部に入学した。

中高一貫校の学園。

入学式が終わり、クラス発表の時が来た。

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