Love is blind〜無口で無愛想な作家は抑えられない独占愛を綴る〜
 何度もキスを交わしながら、興奮した様子の瑠維の手が春香のニットを捲り上げ、露わになった肌に指を滑らせていく。

「下着を脱がせるのは初めてですね」

 ニヤリと笑った瑠維の言葉は、昨夜春香が下着を着けずにプールから出たことを示していた。春香は恥ずかしそうに唇を尖らせたが、その唇すら彼に塞がれてしまう。

 その途端、恥ずかしさは吹き飛んで頭が空っぽになっていく。

 どうしよう……息が出来ないーーしかし繋がる唇から彼の熱い吐息が伝わって、息苦しさよりも瑠維が欲しい気持ちの方が勝ってしまう。

 瑠維の手がブラジャーのホックを外し、姿を現した胸の頂を両手の指先で弄り始めると、春香の体は小刻みに震え、呼吸も少しずつ荒くなるのがわかった。

 その指が舌に変わった瞬間、甘い吐息が漏れていく。瑠維の唇と舌遣いに体が僅かに弓形になったのを、彼は見逃さなかった。

 春香のスラックスのボタンを外した瑠維は、あっという間に同時にショーツまで下ろしてしまう。

 はっとした春香は、瑠維の肩を両手で押さえてから彼の目を見つめた。

「あっ、あの、瑠維くん! 出来ればシャワー浴びたい……」

 だが瑠維は熱っぽい目で春香を見ながら、足を開かせて体を差し入れる。

「もう待てないって言いましたよ……」
「で、でも……」

 瑠維の指が足の間を伝い、春香の敏感な部分を指で撫で、奥までゆっくりと侵入していくと、抵抗する力が抜けてしまう。

「今すぐ春香さんと繋がりたいです……そうしたら必ず浴室に行きますから……ダメですか?」

 なんでそんなに可愛い表情をしちゃうのよ……! 懇願するように苦しげな瑠維の顔を見たら、断るなんて考えはすぐに消えてなくなってしまった。

 春香は困ったように眉間に皺を寄せてから、瑠維にキスをする。

「一回だけだからね……そうしたらお風呂に入るんだからね……」

 春香の言葉を聞いた瑠維は、今までに見たことがないくらいの可愛い笑顔を浮かべたものだから、春香は体の奥がぎゅっと締め付けられた。

「もちろんです」

 しかしその一回が終わるまでの瑠維の前戯が長すぎて、春香は何回果てたかわからないくらいへとへとになってしまう。

 乱れる呼吸を整えようとベッドに沈み込んだ時に瑠維に体を貫かれた春香は、意識を失いそうなほどの絶頂を迎えてベッドに倒れ込んだ。
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