Love is blind〜無口で無愛想な作家は抑えられない独占愛を綴る〜
 自分から受け入れるのは初めての感覚だった。私が瑠維くんを受け止めて、包み込んでいるーーそれだけで彼が更に愛おしくなる。

「瑠維くん……好き……」

 抑えられない想いを伝えたくて、瑠維に何度も何度も貪るようなキスをしながら、ゆっくり体を動かし、二人は徐々に快楽の波に飲み込まれていく。

 すると突然瑠維の体が強張って、彼が果てたのがわかった。上気した顔で大きく胸を上下させながら、嬉しそうに微笑んだのだ。

「相手が春香さんだってわかっているからですかね……怖さは感じませんでした……。むしろ気持ち良すぎておかしくなりそうです」

 とはいえ春香はまだ達していないため、体の疼きが収まらず、瑠維を解放することが出来なかった。

 いつもみたいに瑠維くんを感じたいーーでも彼の手を縛られている状態では、それを望むことは出来ない。

「……わたしが主導権を握っても平気だったね」

 この気持ちに気づいてくれるだろかーー壁を一つ越えたらその次は……。

「瑠維くん、私ね、瑠維くんが気持ち良くて、二人で幸せな気持ちになれるセックスがしたい……。どちらかが良ければいいわけじゃなくてーー」

 その瞬間、瑠維は両手を縛っていたブラジャーと、足を縛っていたキャミソールを外すと、床に放り投げた。

 春香が驚いたように目を瞬かせた途端、瑠維は一瞬で自分のモノを抜いてしまったので、春香の体にゾクゾクッと震えが走る。

 それからあっという間にソファに押し倒され、春香の足を開かせた瑠維は、その隙間に体を滑らせる。

「えぇ、もう大丈夫です。足枷があったら、春香さんをめいっぱい気持ち良くさせてあげられないですからね……その方が僕には後悔が残ってしまいます」

 優しい笑みを浮かべた瑠維に唇を塞がれると、期待で心と体の鼓動が早くなる。あぁ、どうしよう……瑠維くんと一つになりたくて仕方ないの。

 足の間に瑠維を感じ、呼吸が乱れていく。

「僕を捕らえていた檻から、春香さんが解放してくれたんです。感謝してもしきれません……」

 その瞬間瑠維に体を貫かれ、ようやく絶頂へと到達するのだった。
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