Love is blind〜無口で無愛想な作家は抑えられない独占愛を綴る〜
急に一人残された春香は、どうしたものかと首を傾げた。
とりあえず下着とパジャマを持ってこようーーそう思ってドアを開けると、リビングへのドアは閉められていた。
きっと春香が気を遣わずに寝室と浴室を行き来出来るような環境を作ってくれたのかもしれない。心の中で瑠維に感謝をしながら、隣の寝室へと入っていく。
そういえばこの家には何度も出入りをしているのに、寝室に入ったのは初めてだった。
寝室はやはりどこか聖域のような印象があり、恋人でもない自分が踏み込んではいけない場所だと認識していた。だからいざ中へ入ると、どこか緊張してしまう。
電気のスイッチを入れ、部屋を見渡す。カーテン、ベッド、枕、布団、全てが紺色で統一されていた。
瑠維くんらしいかもーー思わずクスッと笑う。それからベッドのサイズがダブルであることに気付いた。背が高いから、ダブルの方が寝やすいのかもしれない。
シンプルな中にも彼らしさが詰まっている部屋。そう思った瞬間、急に緊張感が走る。心臓の音が早くなり、体の奥がキュンと熱くなるような感覚に陥る。
一体どうしたんだろう? さっきからずっとおかしな感情が湧き起こる。それは甘い棘のような、心を疼かせるのだった。
生活感のある瑠維の一面に触れたことで、彼を男性として意識してしまったのかもしれない。
でも瑠維くんは私なんかじゃ釣り合わないくらいカッコいい。あの頃はよくわからなかったけど、今は洗練されて、俗に言うイケメンの部類に入るに違いない。
つい博之の後輩という枠組みの中でしか見ていなかったことに、今更ながら現実を見たような気になる。
恋愛関連はずっとご無沙汰だったから鈍くなっているみたい。
そんな彼が普段寝ているベッドに私が寝るなんて……いやいや、やっぱりダメよ。彼の匂いが染みついた布団に入るなんてーー何故か裸で布団に入って寝息をたてる瑠維を想像してしまい、頭を大きく横に振る。心拍数が上がって逆に眠れなくなりそだ。
春香はつい想像してしまった妄想を追い出すように手を振った。何を考えてるの⁈ そんなことあるわけないから! キャリーバッグの中から必要な物を取り出しながら煩悩を追い払う。
それから急いで脱衣所に戻った春香は、脱いだ服をとりあえず畳み、浴室に飛び込んだ。
とりあえず下着とパジャマを持ってこようーーそう思ってドアを開けると、リビングへのドアは閉められていた。
きっと春香が気を遣わずに寝室と浴室を行き来出来るような環境を作ってくれたのかもしれない。心の中で瑠維に感謝をしながら、隣の寝室へと入っていく。
そういえばこの家には何度も出入りをしているのに、寝室に入ったのは初めてだった。
寝室はやはりどこか聖域のような印象があり、恋人でもない自分が踏み込んではいけない場所だと認識していた。だからいざ中へ入ると、どこか緊張してしまう。
電気のスイッチを入れ、部屋を見渡す。カーテン、ベッド、枕、布団、全てが紺色で統一されていた。
瑠維くんらしいかもーー思わずクスッと笑う。それからベッドのサイズがダブルであることに気付いた。背が高いから、ダブルの方が寝やすいのかもしれない。
シンプルな中にも彼らしさが詰まっている部屋。そう思った瞬間、急に緊張感が走る。心臓の音が早くなり、体の奥がキュンと熱くなるような感覚に陥る。
一体どうしたんだろう? さっきからずっとおかしな感情が湧き起こる。それは甘い棘のような、心を疼かせるのだった。
生活感のある瑠維の一面に触れたことで、彼を男性として意識してしまったのかもしれない。
でも瑠維くんは私なんかじゃ釣り合わないくらいカッコいい。あの頃はよくわからなかったけど、今は洗練されて、俗に言うイケメンの部類に入るに違いない。
つい博之の後輩という枠組みの中でしか見ていなかったことに、今更ながら現実を見たような気になる。
恋愛関連はずっとご無沙汰だったから鈍くなっているみたい。
そんな彼が普段寝ているベッドに私が寝るなんて……いやいや、やっぱりダメよ。彼の匂いが染みついた布団に入るなんてーー何故か裸で布団に入って寝息をたてる瑠維を想像してしまい、頭を大きく横に振る。心拍数が上がって逆に眠れなくなりそだ。
春香はつい想像してしまった妄想を追い出すように手を振った。何を考えてるの⁈ そんなことあるわけないから! キャリーバッグの中から必要な物を取り出しながら煩悩を追い払う。
それから急いで脱衣所に戻った春香は、脱いだ服をとりあえず畳み、浴室に飛び込んだ。