Snow magic





「じゃ、行ってくるね?」



私は準備を終え、もう1度仕事に出る前にリビングに声をかけに行った。



2人はさっきと違ってもういつも通りだ。


光杞は、また朝ご飯の前と同じようにパソコン  に向かっているし、桜也はまたキッチンに立っている。今は片付けをしてくれているのだろう。





「いってらっしゃーい!頑張ってね、椛。」


「じゃあな、いってらっしゃい。」


それでも私の声には反応して笑顔で送り出してくれた。




けど……、なんか2人の顔は緊張のようなものが見え隠れしていた、気がする。

まぁ根拠はないけれど。



なんてことを考えながら家を出て、私は最寄り駅に向かった。 
 


今日は星瀬浜駅近くの喫茶店で担当の小説家さんと打ち合わせがあるのだ。

その小説家さんの家がその近くにあるためいつもそこの喫茶店を打ち合わせに使わせてもらっている。


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