Snow magic





「はぁ………。」



電車に乗って、全てに呆れた私はため息を一つついた。

胸がギシッと軋んだのを気づかないふりをして



すると、ゆるりと電車が動き出し、次の瞬間颯爽とさっきまでいた場所から過ぎ去っていく。


外の目がクラクラしそうなほどあるビルの町並みを見ながら思う。





……結局、私は何がしたいのか?




柚燈を追いかけたくて。

何としてでも探し出したくて。


でもそんなことなんて不可能で。

勇気も出せなくて、小説も書けない。



そして、あの2人にも心配かけてそれでもまだ逃げている。




ほんっと、ばかみたいだ。

< 14 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop