Snow magic
「ねぇ……柚燈。会いたいよ…っ!」
また4人でお腹が痛くなるくらい笑って、たくさんの思い出を作りたいの……っ!!
お願い……っ!!帰ってきてよ!!
思わず口に出してしまった。
胸がぎゅっと締め付けられて声が掠れたが、叫ばずにはいられなかった。
その瞬間、突然のことだった。
カツコツカツコツカツコツ
「……っ。」
ヒールのような……一定のリズムの何かで地面を叩くような音がした。
誰か来たのかな……?
ってか、そろそろ私も行かなきゃだ、時間もうすぐだよね。
音にハッと現実に戻されて、駅の方のカフェへ戻ろうとしてふり向いた瞬間。
目に入ったのは、1人の男性。
そんな彼を見て…、私は目を疑った。
自分は夢でも見ているんじゃないかって。
だって……、
だって……、だって……!!