Snow magic
「別になんでも聞いていーよ。」
私の方を向いていないのに、私の心を読んだよ うに柚燈が言った。
……昔から、そうだった。
柚燈はいっつも私の気持ちがわかって、苦しいときは助けてくれたし悲しいときは慰めてくれた。
やっぱりあなたは、柚燈なんだ。
少しずつ今の状況を受け入れることができ始めた私は、冷たい空気を胸いっぱい吸って口を開いた。
「……。…柚燈は、本当に目が見えないの……?」
迷った末、もう1度聞いた。
「そうだよ。……見えなくなった。」
「……っ!!」
やっぱりそうだったんだ。
でも見えなくなったって……言ったって…。
「……、ど、うして……?今まで……っいなくなる日までずっと普通だった……」