Snow magic
賑やかな陽キャでもないけど、何でも言わないと気が済まない性格の私は、結構妬まれること もあった。
そんな中、椛だけはずっと私の味方だったってことを___
誰よりも善悪をはっきりと判断できて、"光杞は悪くない"って言ってくれてた。
大人しくて、私たち4人の中では1番周りに流されそうな子なのに誰よりも自分をはっきりと持っていて、誰よりも他人想いでみんなを平等に見ていた。
心優しく他人想いすぎて、彼女が誰かを頼ることは本当に少なく全てを自分で背負ってしまう。
今だってちょっと愚痴を吐くだけで何も求めてこないし。
……もし逆の立場だったら、ユズに何があったのか全部教えてってまくしたてるように言うのに。
まず、突然いなくなったことを怒鳴りつけるのに。
「ほんとにごめんね…椛っ。ずっと黙ってて……っ。」
こんな椛に黙っていたことをものすごく後悔した。
すごく胸が痛い。
…やっぱり、強引にでも伝えたほうが良かったんだよ……。
心のなかでユズを責めた。
「……ううん、いいんだ。柚燈の頼みでしょ?」
見透かされたような返事に心底驚いた。
「……知ってたの?っていうか、言ってた?ユズ。」