極上ドクターは再会したママとベビーを深い愛で包み込む
そのあとはもう何が起きたのかあまり覚えていない。気づいたら私は一糸まとわぬあられもない姿で、逞しい腕の中にいた。
 ——そして一夜明け、送ってもらって帰ってきたわけなのだけれど。
 頭の中が混乱しすぎてパンク状態だったため、理沙に電話をして事の次第を話したのだ。もちろん、コンプレックスについては理沙にも秘密にしているため、その部分は隠して。
『で、いつごろ結婚の予定なの?』
「詳しいことはまだ何も話してないんだ」
『そうなの?まあ、先生は仕事忙しくてバタバタだろうしねえ』
「うん。はは」
 乾いた笑いが漏れる。
 詳しい話をしていないのは、私が疲れ果てていたため、今朝話し合いができる状態じゃなかったからだ。
まさかあの行為があんなにも体力を消耗するものだとは思わなかったし、初心者の私にはとにかく刺激が強すぎた。
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