覚えたくない恋はいらない
家が見えると、私の足はまるで誰か知らない人の足のように私の言うことを聞いてくれなくなる。



お願い動いてと、毎日何回も何回も私の足を私の手で鞭打つ。



心臓は壊れそうなくらい音を立てているし、息をしているのがやっとだ。



目をつぶると、一息つく。



それから目を開けて現実を受け止めるように、ドアを開けた。


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