家出少女の反抗
っていうか、もうあだ名つけてるんだ……すごいな………。
「二人とも、ここ他のお客さんがいるんだから静かにしなきゃ。何時だと思ってるの?」
「いいじゃん!!まだ朝の5時だよ?」
「まだ朝の5時だからいってるの。まったく……元気だな……愛は」
「愛される乙女の朝は、やることが多いから、口出ししないでよ!!ねぇ?霞!!」
「愛される乙女って………ってか、私を巻き込まないでよ!?」
「何よ!!まんざらでもないんでしょー?怜音先生の事好きなくせに!!」
暫く言い合いをしてたら、早風さんが止めた。
「はーい。二人ともストップ!!何でもかんでも喧嘩しないの。今日は土曜日でみんなで何かどこかへ出かけようかって思ってたけどやめようかな?」
その言葉を聞いた瞬間、髪をセットしていた私の手が止まる。
「え?今日、土曜日なの?」
「知らなかったの?霞?」
きょとんとしている愛は、そう尋ねた。
「霞ちゃんは、今日補習か何かかい?」
「いや……違うけど………え?!ほんとに!?」
驚いてスマホを見ると、本当に土曜日で………。
「霞って、おっちょこちょいな所あるんだね。てっきり私も補習があるから支度してるんだと思った」