KISSでチェンジ!
「先生はそのときどう思ったんですか? 俺のこと、変だと思ったりしなかったんですか?」
純にとっては今まで一定の人しか自分の体質を知らないと思っていた。
それが先生数十人が知っていると聞かされていささか混乱もしている。
「最初はビックリしたよ。だけどまぁ、そういう体質の子もいるかもなぁって納得した。
体と心が別だとか、性を両方持って生まれることだってあるんだから、そこまで驚くことはないかもしれないなって」
「……そうですか」
それは教師としての言葉なのかもしれなかったが、少なくても今の純には救われる言葉だった。
今どき、男だとか女だとか、関係ないのかもしれない。
「よし、そろそろ時間だ。行くか」
教師に促されて純は立ち上がったのだった。
純にとっては今まで一定の人しか自分の体質を知らないと思っていた。
それが先生数十人が知っていると聞かされていささか混乱もしている。
「最初はビックリしたよ。だけどまぁ、そういう体質の子もいるかもなぁって納得した。
体と心が別だとか、性を両方持って生まれることだってあるんだから、そこまで驚くことはないかもしれないなって」
「……そうですか」
それは教師としての言葉なのかもしれなかったが、少なくても今の純には救われる言葉だった。
今どき、男だとか女だとか、関係ないのかもしれない。
「よし、そろそろ時間だ。行くか」
教師に促されて純は立ち上がったのだった。