先輩と後輩の関係。
「先輩、飲めますか?」
「まぁまぁ飲めると思う」
『居酒屋でいいんじゃない?』
というわけで、駅の方面に歩いて行くことになった。
特に入るお店は決めず、とりあえず駅の方面へ。
私と舜くんの前に柚香と龍生が歩いていた。
なんだか、2人とも可愛くて1人で勝手にほっこりしていた。
私の隣には安定の舜くん。
2人がいるせいか、手を繋いでくれない感じが先輩に戻った感じだった。
寂しいと思う前に私が無意識に手を掴んだ。
繋ぐというよりは、舜くんの指を掴んで歩いていた。
ら…
突然、手を離され『は?』と思った瞬間に肩を組まれた。
『殴られるかと思ったw』
「可愛いじゃん」
誰にも聞こえない感じで言われて、変にキュンキュンしてしまった。
やばい、2人の世界に入ってしまった…
今すぐキスして抱きしめたいくらいだもん。
『もっと言っていいよ』
「今度に取っておく」
『別にいいよ、また今度は今度で』
「そう?」
そう言ってるうちに私の肩にあった舜くんの手は離れ、手を繋いできた。
可愛いと言ってくれる舜くんがかわいい。
この手は一生離したくない、ずっと一緒にいたい。いさせて欲しい。