腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
「でも、私と暖が結婚なんて、高校のクラスメイトビックリするよ……」
「そん時は俺すげぇだろって自慢するわ。ついでにクラスメイト全員に結婚式の招待状送ってやろうぜ」
「……もう! 暖はなんでそんなにポジティブなの!?」
「ネガティブだったら弁護士なんてやってられないからな。ポジティブな気持ちで依頼者を励まして、事を進めて、解決させて、前に進んでもらう。俺はそういう職種に就いてますからねー。俺の和歌に対する気持ちはクラス全員に知られてたっぽいから。ちゃんと伏線張ってんじゃん」
和歌は確かに、と頷いていた。なんとも単純で助かる。
「でも、急に結婚はちょっと……ほら、性格の不一致とかあるかもしれないし」
「今更不一致もクソもねぇだろ」
俺と和歌のやり取りを嬉しそうに聞いているお母さんに「ね、お母さん」と同意を求めると、お母さんも「もう十分お互いのことは知ってるでしょ! 早く結婚しちゃいなさい! そうすればお母さんも一緒に住めるんだからー」と、和歌に結婚することを進めてくれた。