腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
暖も、弁護士になるという夢を叶えていてすごい。
「暖はなんで弁護士になろうと思ったの?」
「法律は裏切らないから」
「裏切らない?」
「俺の母親、俺が高校の時に家を出て行ったんだ。浮気相手に溺れたんだと。だから、俺は自分の武器が欲しかった。負けない、強い武器を持ちたかった」
……高校のとき。
「ごめん、暖。そうとも知らずに私、暖をずっと目の敵にして」
「いや、変わらないおまえのおかげで元気出たし、頑張れた。俺が弁護士になれたのは和歌のおかげ」
…………暖。
「それで、この先おまえと再会したら、法を武器にしてぶっ叩くって決めてたんだよ。そこまでが俺の計画」
本当にこの男は全然変わらない。感動した私の感情を返してほしい。
「――だから、俺はおまえのために戦うから。返り討ちにしてやろうぜ」