教授の恋愛
ライバルなのに…今は同じ情報を共有しているのか、なぜか笑い合える。


「あれは嬉しかったぞ〜!」


少し俺がリードしたかな?


羨ましいだろ…。

でもな…少し寂しくもなった。

もしかしたら代わりかもしれない。

『高校の先生』の…。


「先生って舞岡さんの高校時代の先生に似ているみたいですね?」

「そうみたいだな。多分…舞岡さんの中で少しは『代わりの人』っていう感情があるかもしれない…」

「それでもいいじゃないですか。舞岡さんにはきっと他の先生にはない特別な感情が上野先生にはあると思いますよ。俺なんかただの友達ですから…」
< 105 / 166 >

この作品をシェア

pagetop