教授の恋愛
「さっきさ…俺と廊下で会った時、目合わせてくれなかったんだよ。何も喋ってくれなかったし…。木下には普通か?」

「え…えぇ…。いたって普通でしたよ。あっ、気になるなら二人きりにしましょうか?小野さんをうまく引っ張って…」

「頼む!すまんな…」


木下の協力の下、舞岡さんと二人きりになれた。


広い食堂に二人ぼっち。


舞岡さんが座っている近くの席に俺も座った。


ご飯はすでに完食。


お茶をゆっくりと飲んでいる。


俺が近くに座り、舞岡さんがびくっと反応した。


なんか…怖がっているような…。
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