教授の恋愛
「ごちそうさまー!」


食事が終わり、いっせいに部屋へと戻っていった。


舞岡さんと小野さんは男子郡が部屋へ戻っても、まだ食事中。


みんなを見届けてからでないと気が済まない俺は、離れた席から二人が食べ終わるのを待った。


二人がゆっくりご飯を味わっている横でケータイをいじくっているのは…木下。



そうだ…。

ちょっと木下に助けを求めようか…。


「木下!こっちこい!」


二人から遠く離れた席で木下と座った。


「舞岡さんがおかしいんだけど…」

「な…何がですか?」


俺の突然の発言に驚く木下。
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