教授の恋愛
「あっ…いや…ちょっとな…」

「ふ〜ん…。そうそう、9時に集合だよね?」

「そうだよ!遅れるなよ!」

「は〜い!」


小野さんも部屋に入っていった。


俺も戻るか…。


一人で部屋に戻っていった。


廊下の窓の外から鳥の鳴き声が聞こえる。


雲一つない綺麗な青空が窓の外に広がっている。


空があまりにも綺麗すぎて、逆に俺は寂しくなった。


舞岡さんの笑顔のように綺麗な空…。


いつものように俺の隣にいるのに、気持ちを伝えることすらできない。


好きなのに…こんなにも愛しているのに…。
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