教授の恋愛
好きな人に好きな人ができたと聞いてしまってもまだ諦めきれない俺…。


テストがついに明日となった日、一人研究室でコーヒーを飲んでぼーっとしていた。


研究室を解放したままで。



「先生!失礼します!」



研究室に入ってきたのは木下。



「おぅ…座れよ」



木下をソファに座らせた。


「先生に話があって…」


ソファに深く腰掛けた木下にコーヒーを出したら、真面目な顔で言った。


「なんだ?どうした?」

「由美のことなんですが…」


出た…。

まさか木下も衝撃な事実を知ったのか…?
< 129 / 166 >

この作品をシェア

pagetop