台湾危機はアジアの危機だ。
 以前から台湾有事は日本の有事だと言われてきた。
しかし、蓋を開けてみるとフィリピン インド マレーシア その他のアジア諸国にも深刻な影響を与えることが分かってくる。
 特にフィリピンはガチで喧嘩中。
 台湾に中国が攻め込んでくれば巻き添えを食うのは間違いない。
 だからこそ東シナ海と共に南シナ海の防衛が急務となってくる。
 今月は台湾で総統選挙が行われる。
それに便乗して中国はやりたい放題の介入をしている。
 去年、アメリカのバイデン大統領が介入しないように釘を刺したにもかかわらずだ。
 もちろん、「言ってもやるだろう。」と思っているからアメリカは今のところ表立った動きは見せていない。

 一方で人民解放軍はどうかと言えば幹部連の中で汚職が蔓延しまくり、ミサイルの燃料を見ずに差し替えていたことまで発覚した。
 ということは今の人民解放軍がどっちを向いているのか分からないということだ。
 習近平の取り巻きは全てイエスマンで固められている。
つまり習近平には真実の情報が伝わらない可能性が有る。
 さらに言えば習近平の判断が間違っていても正す人間が居ないということだから、返事だけしておけばいいということにもなる。
 この先、習近平が自暴自棄に墜ち込んだ時、中国共産党はどのような動きを見せるのか?
それを見ながら日本政府も動いていくことになるだろう。

 フィリピンでの小競り合いがそのままヒートアップして熱戦に変わることだって有るだろう。
 むしろ台湾よりもそちらの動きを警戒したほうがいいかもしれない。
その流れに紛れて台湾侵略を敢行する危険もあるからだ。
 日本政府が監視レーダーをフィリピンに供与したことも一理有るのではないだろうか?
 兎にも角にも今や台湾危機はアジアの危機だと思ったほうがいい。
 経済損失も莫大な物になるし、アジアの新興国は国家崩壊の危機を迎えるかもしれない。
それくらいの最悪ラインを想定して動くべきだ。
今、平和論を唱える時ではない。
明日、ミサイルが飛んできてもおかしくはない状況なのだから。
 さらにこれに便乗して暴発しそうなのが北朝鮮だ。
韓国は既に警戒態勢に入っている。
朝鮮戦争が再燃すれば日本だって夢を見てばかりはいられない。
 日本海側の電源ストップと驚異的な食糧危機まで想定されているからだ。
 いよいよ地球の鬼門と言われている三か国が騒乱状態になりそうだね。
ただ、忘れてはいけないことが有る。
いずれの国にも庶民には罪が無いということだ。
全ては独裁政治が生んだ世界的な悲劇なのだから。
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