俺様御曹司は逃がさない
「あ、私は真広の姉ね~。浅倉 優希(あさくら ゆうき)」

「よろしくお願いします。浅倉さん」

「浅倉だとワケわかんなくなるから、優希でいいよ~」

「あ、なら優希さんで」


その後、もう1人合流した。

助手席に座ってただただ無言。

失礼なのは重々承知だけど、もう見るからにヤンキーすぎる。

両耳ピアスだらけで、髪色ド派手だし、入れ墨入りまくってる。


「あ、七瀬ちゃんは初めましてだよね~。こいつは私の友達~。黒川 結斗(くろかわ ゆいと)」

「初めまして、七瀬 舞です。よろしくお願いします」

「うっす」

「可愛いJKを2人も雇うからね~。用心棒は必須でしょ!!つーことで、こいつね!!ぴったりでしょ?」


いや、めちゃくちゃ反応しづらいんですけど。


「こいつ犯罪者ヅラしてるけど、いい奴だからさ!!」

「確かに黒川さんって顔めっちゃ怖いですよね~。常に怒ってるみたぁい」


・・・・オイオイ待て待て!!

美玖!!あんたをそんなこと言う子に育てた覚えはありません!!


「なっ、七瀬さん。結斗さんはとても優しい人なので、そのっ、大丈夫ですよ」


ま、正直見た目がどうだろうが、その辺気にするタイプではないけど、黒川さんがあまりにもヤンキーすぎたからってだけで。

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