【短編】お向かいの双子くんは私のことがお気に入りらしい
驚愕中の彼に理由を明かす。
すると、徐々に表情が緩んでいき、ふふっと笑い声が漏れたところで、私の肩に頭が乗っかった。
「あー、ダメだ」
「ええっ、何がダメなの?」
「好きすぎて止まらないってことだよ。小夏が可愛すぎるから」
その体勢のまま、抱きしめられた。
直球で素直な愛情表現に混乱する。
いつもクールでお世辞も言わず、甘い言葉とは無縁なあの紅耀くんが……⁉
世話が焼けるなぁとか、どん臭いなぁとか、プヨプヨしてるなぁとかじゃなくて⁉
もしかして、そういうの全部引っくるめての「可愛い」って意味なの……⁉
1人赤面していると、肩の重みがなくなった。
のもつかの間、紅耀くんの人差し指が、私の唇をちょんと触り……。
「キス、したいけど……取れちゃうよな」
視線は唇に一点集中。
塗ってきてたの、バレてたんだ。
確かに、1回でもすると色が落ちてしまうけど……。
「いいよ。また塗り直せばいいんだし」
すると、徐々に表情が緩んでいき、ふふっと笑い声が漏れたところで、私の肩に頭が乗っかった。
「あー、ダメだ」
「ええっ、何がダメなの?」
「好きすぎて止まらないってことだよ。小夏が可愛すぎるから」
その体勢のまま、抱きしめられた。
直球で素直な愛情表現に混乱する。
いつもクールでお世辞も言わず、甘い言葉とは無縁なあの紅耀くんが……⁉
世話が焼けるなぁとか、どん臭いなぁとか、プヨプヨしてるなぁとかじゃなくて⁉
もしかして、そういうの全部引っくるめての「可愛い」って意味なの……⁉
1人赤面していると、肩の重みがなくなった。
のもつかの間、紅耀くんの人差し指が、私の唇をちょんと触り……。
「キス、したいけど……取れちゃうよな」
視線は唇に一点集中。
塗ってきてたの、バレてたんだ。
確かに、1回でもすると色が落ちてしまうけど……。
「いいよ。また塗り直せばいいんだし」