極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
「お気遣いありがとうございます」

 その後は先輩とお局達がいないおかげか、気楽かつスムーズに仕事に取り組む事が出来た。変なピリピリとした緊張感も無いしある程度気を使わなくて良くなったのは本当に楽だ。気が付けばお昼の休憩時間を迎えたので私は同僚と共にデスクで昼食を取る。

(スマホ見ようかな)
「あ、雪乃」
「ん?」
「今日もベリーズ寄って帰る? あそこのマッサージ良い感じでしょ?」
「ああ……」

 そう言えばベリーズに行けば玲はいるのだろうか。私はスマホを取り出してスイッチを押すと待ち受け画面に玲からのメッセージが表示されていた。

「仕事終了後ベリーズで待っています」
(やっぱいるんだ)

 彼からのメッセージを確認した私は改めて同僚にベリーズに行く事を告げた。同僚はノリノリでいこいこ! と言いながらコンビニで買ったと思わしき肉そぼろと卵そぼろのどんぶりをかきこんでいく。
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